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CPT 1(カルニチンパルミトイルトランスフェラーゼ I 型)欠損症  1,2
原因

CPT1A遺伝子の変異により、長鎖脂肪酸が細胞内の
ミトコンドリアへ輸送・分解されるプロセスが阻害されます。

推定発症率
75万人~200万人に1人
CACT(カルニチンアシルカルニチントランスロカーゼ)欠損症  1,3,4
原因

SLC25A20遺伝子の変異により、長鎖脂肪酸が細胞内の
ミトコンドリアへ輸送・分解されるプロセスが阻害されます。

推定発症率
75万人~200万人に1人
CPT2(カルニチンパルミトイルトランスフェラーゼⅡ型)欠損症  1,2
原因

CPT2遺伝子の変異により、長鎖脂肪酸が細胞内の
ミトコンドリアへ輸送・分解されるプロセスが阻害されます。

推定発症率
75万人~200万人に1人
VLCAD(極長鎖アシルCoA脱水素酵素)欠損症  1,2
原因

ACADVL遺伝子の変異により、
長鎖脂肪酸のβ酸化による分解が阻害されます。

推定発症率
8.5万人に1人
TFP(三頭酵素)欠損症  1,2
原因

HADHA遺伝子およびHADHB遺伝子の両方の変異により、
TFP複合体全体に異常が生じ、
長鎖脂肪酸のβ酸化による分解が阻害されます。

推定発症率
75万人に1人
LCHAD(長鎖3-ヒドロキシアシルCoA脱水素酵素)欠損症  1,2
原因

HADHA遺伝子の変異により、
TFP複合体のサブユニットが影響を受け、
長鎖脂肪酸のβ酸化による分解が阻害されます。

推定発症率
25万人に1人

LC-FAODは、長鎖脂肪酸(LCFA)のミトコンドリア内での輸送や
分解に関わる酵素の異常によって発症する、常染色体潜性遺伝形式の希少疾患群です。
これらの疾患はしばしば重症化し、生命を脅かすこともあります。各疾患名は、異常のある酵素にちなんで名付けられています。 2,5-7

LCFA:long chain fatty acid

ドジョルビは、日本で初めて
LC-FAODに対する治療薬として承認された、
奇数鎖の中鎖脂肪酸トリグリセリドです。

ドジョルビ(トリヘプタノイン)は、炭素数7の脂肪酸(ヘプタン酸)3分子から構成される、奇数鎖の中鎖脂肪酸トリグリセリド(MCT)です。

LC-FAODと診断されたあらゆる年齢の患者さんを処方対象としています。

MCT:medium chain triglyceride

ドジョルビの構造

ドジョルビ(トリヘプタノイン)は、炭素数7の脂肪酸(ヘプタン酸)3分子から構成される、奇数鎖の中鎖脂肪酸トリグリセリド(MCT)です。

LC-FAODと診断されたあらゆる年齢の患者さんを処方対象としています。

MCT:medium chain triglyceride


ドジョルビ(トリヘプタノイン)活性代謝物(ヘプタノエート)の構造

ドジョルビの構成成分である炭素数7の脂肪酸(ヘプタン酸)1分子は、アセチルCoA 2分子とプロピオニルCoA 1分子を供給します。プロピオニルCoAはTCA回路中間体を回復させる(アナプレローシス)ことから、ドジョルビはATP産生のみならず糖新生にも寄与します。

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ドジョルビの投与量を計算

ドジョルビの投与にあたっては、患者さん一人ひとり
に合わせた投与量を計算する必要があります。
「ドジョルビ ドーズナビ」は、投与量の計算はもちろ
ん、医療従事者と患者さん双方に役立つ、投与レポー
トとスケジュールを自動作成。医療従事者の皆様の
日々の診療をサポートします。どうぞご活用くださ い。

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参考文献

  1. Lindner M, Hoffmann GF, Matern D. J Inherit Metab Dis. 2010;33(5):521-526.
  2. Vockley J. Am J Manag Care. 2020;26(suppl 7):S147-S154.
  3. Pennisi EM, Garibaldi M, Antonini G. J Clin Med. 2018;7(12):E472.
  4. Vitoria I, Martín-Hernández E, Peña-Quintana L, et al. JIMD Rep. 2015;20:11-20.
  5. Knottnerus SJG, Bleeker JC, Wüst RCI, et al. Rev Endocr Metab Disord. 2018;19(1):93-106.
  6. Wajner M, Amaral AU. Biosci Rep. 2015;36(1):e00281.
  7. Wanders RJ, Ruiter JP, IJLst L, Waterham HR, Houten SM. J Inherit Metab Dis. 2010;33(5):479-494.